SSブログ

YouTubeで『東金レットイットビー』をご覧いただけます(2) [戯曲]

以前、8月7日にインターネットメディア「ヤッサウエーブ」で放送された
『東金レットイットビー』
の動画をブルボンまゆみさんがYouTubeに上げてくれたことを紹介しましたが、続けて8月21日分も上げてくださいました。

どちらの回にも出ていらっしゃる役者さんもいますが配役は変わっています。同じ作品でも配役によって雰囲気が違うものです。ぜひ両方を比べてご覧ください。

7日の方はハンドマイクを使ったり、くず餅を食べたりと朗読しづらいところもあったようです。21日はそれらのことを改善して臨んだようですが、今度はマイクの不具合であおいの声が聞こえないというトラブルがありました。YouTube版では取り直した映像に差し替えて編集してくれてあります。ライヴのドキドキもなかなか捨てがたい魅力がありますけど、編集したものは落ち着いて見ることができますね。キャストの皆さんの気持ちのこもった演技は観る人に必ず何かを伝えるだろうと思います。改めて拙作に命を吹き込んでいただきありがとうございました。

ヤッサウエーブのスタッフの皆さん、脚本のオファーをくださったブルボンまゆみさんにも感謝しています。

YouTubeでご覧になりたい方はこちら(「ヤッサウエーブ」「東金レットイットビー」8月21日)↓

https://www.youtube.com/watch?v=fjtjevBpn9k

脚本をお読みになりたい方はこちら(「はりこのトラの穴」)↓

https://haritora.net/script.cgi?writer=6656
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

YouTubeで『東金レットイットビー』をご覧いただけます [戯曲]

8月7日にインターネットメディア「ヤッサウエーブ」で放送された
『東金レットイットビー』
の動画をブルボンまゆみさんがYouTubeに上げてくれました。

たった4回のリモート稽古、しかも声だけの稽古でしたが、さすがに様々な演劇シーンで活躍しているキャストの皆さんだけあって、拙作にしっかりと命を吹き込んでくれました。ありがとうございました。

「ヤッサウエーブ」のキャスター、ブルボンまゆみさんからの「恋愛」をテーマにした朗読劇というオファーをいただき、今まで一度も書いたことのない苦手なテーマながら挑戦してみました。

非常事態宣言の少し前に、友人(女性)が初恋の人に会いに金沢に行ったという話を聞いたばかりでした。もちろんご主人と娘さん2人も一緒です。SNSには彼女と娘さん達が浴衣姿で舞い踊り、その中心に初恋の人とご主人が居心地悪そうに座っているなんとも微笑ましい写真が上がっていました。この話を種にしてこの作品を書きました。

コロナ禍によって人と人のつながりが断たれました。コロナ禍の間に敬愛する先輩が2人亡くなりましたが、どちらも後日奥様からのメールや葉書で知らされました。誰にでももう一度会いたい人はいます。でも、いつかは会いに行こうと思ってついつい先延ばしにしている。このままだと一生会えないかもしれない。コロナが収束したら必ずあの人に会いに行こう。そんな思いを作品にしてみました。

50年前に我を張って別れてしまったあおいに会うためにヒロシは鹿児島からやって来ます。会えなければ帰ろうと思った最後の日、奇跡的にあおいが八鶴湖湖畔に佇んでいました。

コロナ禍でつらい思いをした人がたくさんいます。今も戦っている人もいます。そういう時だからこそ、たくさんの奇跡が起こってほしいと願っています。

YouTubeでご覧になりたい方はこちら(「ヤッサウエーブ」「東金レットイットビー」8月7日)↓

https://www.youtube.com/watch?v=Dga7xQzXlJ0

脚本をお読みになりたい方はこちら(「はりこのトラの穴」)↓

https://haritora.net/script.cgi?writer=6656

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

座・劇列車公演延期のお知らせ [戯曲]

私が脚本を担当していました四街道市民劇団座・劇列車の第31日回公演『やまんばおゆき』は残念ながら延期となりました。
今から30年前、浜野卓也作・箕田源二郎絵の同名の新作童話を元に、西田了先生が朗読劇として脚本を書き、四街道市民が演じたのがこの作品です。この時の上演がきっかけで四街道市民劇団座・劇列車は生まれました。

ちょうど30年目の今年、『やまんばおゆき』を再演しようということになり、私が朗読劇を普通の芝居の脚本に書き直しました。その後、青年劇場の福山啓子先生、船津基先生に演出をお願いすることなり、先生方のご指導により、さらに脚本に修正を加え、自分で言うのもなんですが、なかなか面白い脚本に仕上がりました。

30周年なのでお祭りにしようと、かつての劇団員にも声をかけ、また市民の皆さんにも参加をお願いしたところ、13人の方に参加していただけることになりました。そのうちの3人は30年前にも役者として出演した方々です。

しかし、そんな折に非常事態宣言で稽古ができなくなりました。ようやく解除されても、歌うことは禁止、大声を出さない、連続使用は2時間までという厳しい制約がありました。それでも、公民館から特別に本の読み合わせだけは許していただき、何とか稽古を再開しました。

演出の先生方は稽古の度にわざわざ東京から足を運んでくださいました。5回の稽古では丁寧にご指導をいただき、ようやく脚本の最後まで見ていただいたところでした。稽古は中断しましたが公演が終わるまでは面倒を見てくださるそうです。本当に感謝しかありません。

今のところ来年の12月に『やまんばおゆき』の公演を行う予定です。その時までにはコロナ禍が終息し、何の心配もなくお芝居を観ていただけるようになっていると信じています。皆さんもそれまでどうかご無事でお過ごしください。

nice!(0)  コメント(0) 

『東金レットイットビー』放送されました。 [戯曲]

7日(金)、拙作『東金レットイットビー』(朗読劇)がインターネットメディア局「YASSAWAVE」で放送されました。

見逃した方は来週金曜日にリピート放送があります。またキャストを変えて21日にも生放送されます。ぜひ観てください。よろしくお願いします。

時間は19時30分~20時。

「ブルボンまゆみの政子には負けないわよ」という番組です。

なお「YASSAWAVE」の視聴は「yassawave.
com」で検索してください。ホームページ上の黒い画面をクリックしてください。視聴は無料です。ネットに接続しているパソコン、スマホ(iPhoneのみ)でご覧いただけます。

↓八鶴湖での稽古風景
「こんにちは、そろそろですね」
「あっ、あなたはヒロシさん?」

1596853314112.jpg

↓スタジオでの生放送
「まだ俺と一緒になる気はあるか」
「当たり前じゃない」

1596853318786.jpg

↓7日組キャストの皆さん。
お疲れ様でした。

1596853299146.jpg
↓物語に登場する台方のくず餅屋さん。
美味しいですよ。

1596853316250.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

『東金レットイットビー』(朗読劇)稽古開始! [戯曲]

拙作『東金レットイットビー』(朗読劇)インターネットメディア局「YASSAWAVE」で放送されることは先日お伝えしました。

8月7日(金)と21日(金)の2回キャストを少し変えて上演します。

どちらの回も稽古の一回目を終えました。LINE電話を使っての稽古でした。達者な演者の皆さんによって自分の作品に命を吹き込まれる瞬間は緊張もしますが、とても感動的でもあります。

役者さんたちはそれぞれが様々な演劇シーンで活躍している皆さんです。個性的で存在感のある演技はとても魅力的でした。

あんまりステキなので、ついつい細かなことを言いたくなってしまいます(笑)

とにかく初めての稽古とは思えない出来映えでした。本番は素晴らしいものになるに違いありません。ぜひご覧になってください。ただし朗読劇なので動きの演技はありませんので、よろしくお願いします。

時間はともに19時30分~20時。

「ブルボンまゆみの政子には負けないわよ」という番組中の生放送です。

なお「YASSAWAVE」の視聴は「yassawave.
com」で検索してください。ネットに接続しているパソコン、スマホ(iPhoneのみ)でご覧いただけます。

↓ 東金市の「八鶴湖」が舞台です。

1595253458751.jpg
1595253450263.jpg

この写真は7日上演組の杉平政子さんが上げてくださった最近の八鶴湖の様子です。蓮の花も咲いていますね。下の写真の奥に見える白い建物は東金高校だそうです。東金御殿の跡地です。あの辺りから家康や家光が湖を眺めていたんでしょうか。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

朗読劇『東金レットイットビー』放送決定! [戯曲]

拙作『東金レットイットビー』(朗読劇)インターネットメディア局「YASSAWAVE」で放送されることになりました。

8月7日(金)と21日(金)の2回キャストを少し変えて上演します。

時間はともに19時30分~20時。
「ブルボンまゆみの政子には負けないわよ」という番組中の生放送です。

キャストは演劇、ミュージカルで活躍なさっている方ばかり。素晴らしい上演になること間違いなしです。

なお「YASSAWAVE」の視聴は「yassawave.
com」で検索してください。ネットに接続しているパソコン、スマホ(iPhoneのみ)でご覧いただけます。

この作品はもともと番組パーソナリティーのブルボンまゆみさんからの依頼で書いたものです。私が最も苦手とする「恋愛」がテーマでしたのでかなり苦戦しました。でも今回書かせていただいたことで少しだけ苦手を克服できたように思います。「恋愛」どんと来い!
20200320_155926.jpg20200320_160204.jpg
舞台は東金市にある八鶴湖湖畔。「YASSAWAVE」のお膝元です。八鶴湖は徳川家康が九十九里で鷹狩りをするために作られた御成街道沿いにあります。今の東金高校のあたりに東金御殿という休息所があり、御殿の前に人口の池が作られたのがこの八鶴湖です。今は桜の名所です。
湖畔の大漸寺には義父の墓があるため、30年近く前から毎年八鶴湖を訪れています。桜の季節だけでなく、四季を通じてとても気持ちのよい場所です。
話は逸れますが、私の友人(女性)が先日初恋の人を訪ねて金沢に行きました。御主人と娘さんたちも一緒でした。そのことを今回のキャストの一人に話すとその人も初恋の人に会いに鎌倉まで行ったそうです。コロナ禍でみんな絶対に会っておきたい人を意識したと思います。今回の物語もそういう話です。あなたは今誰に会いたいですか?
御視聴よろしくお願いいたします。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

恋をテーマにした朗読劇の脚本書きました。 [戯曲]

ある方の依頼で恋をテーマにした脚本を初めて書きました。朗読劇です。どうも恋愛ものは苦手です。それなりに経験もあり、恋の裏も表も見てきたつもりですけど、やはり自分にとって終わってしまったことなんでしょうか。
とは言え、一度引き受けたからには書かないわけにはいかず、頑張って書きはじめました。ところがミュージカルのリモート飲み会に参加したとき、そのストーリーを披露したところあまり反応がよくなかった。他の参加者は酔っ払っているのでたぶん本音です。私は下戸なので素面でそれを聞きかなり凹みました。でも、後で考えるとあれはひどかった。恋がテーマの本に途中から徳川家康が登場する内容でした(笑)

と言うことで、徳川家康抜きの脚本を仕上げました。先方に届けました。面白いと言ってくださっているので、近いうちにお披露目になるかもしれません。楽しみにしていてください。

それから、なんと同人誌の次号のテーマも「恋」なんです。またひねり出さねば。書けたらぜひ読んでくださいね。

nice!(0)  コメント(0) 

10月11日(日)『俺らってやっぱ天使じゃねえ』上演! [戯曲]

10月11日(日)四街道公民館祭で、座・劇列車が『俺らってやっぱ天使じゃねえ』を上演することになりました。
Point Blur_20200107_205511.jpg

今年1月に高校演劇小芝居まつりにおいて山田組(顧問とOBのユニット)が演じた傑作コメディです(って自分で言ってる)(画像は山田組公演)

まだ稽古を始めたばかりですが、劇列車版もかなり面白そうな予感!(って自分でハードル上げてる)

ぜひ観に来てください。上演時間約30分の小品です。


↓ この名作があって出来た作品です。監督は『カサブランカ』と同じマイケル・カーチス。主演も同じハンフリー・ボガート。


俺たちは天使じゃない (1955) [DVD]

俺たちは天使じゃない (1955) [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • 発売日: 2010/08/06
  • メディア: DVD



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

舞鶴市演劇サークル「谺」さんの公演案内です。 [戯曲]

京都府舞鶴市の演劇サークル『谺』(yamabiko)さんが拙作『穴~キツネとネズミの物語』を上演してくださるそうです。

会場 京都府舞鶴市総合文化会館少ホール
 〒625-0036 京都府舞鶴市字浜2021番地
 TEL: 0773-64-0880
日時 10月12日(土) 19:00開演
      13日(日) 13:00開演

nice!(1)  コメント(0) 

拙作『白雨五人男女?』公演御礼 [戯曲]

2/23(土)
第31回千葉県文化芸術フォーラム
にて座・劇列車
拙作『白雨五人男女?』(しらさめごにんおとこおんなはてな)
を上演しました。
20190223_155900.jpg

会場は千葉県文化会館小ホール。
座・劇列車は4団体の発表のトリをつとめさせていただきました。

当日は朝のうちは少し雨が降りましたが、開場する頃は晴れていい天気になりました。

まずは式典にて千葉県芸術文化団体協議会の功労者お2人の表彰がありました。

その後、
千葉県三曲協会による「和の調べ」
日本舞踊協会による「日本舞踊公演」
流山市文化協会洋舞部によるJAZZDANCE「Roxies」と演目が続きました。

三曲協会は昭和24年発足。ということは来年は70周年。すごいですねえ。
日本舞踊協会も昭和35年設立だそうです。今年58周年ですね。すばらしい。
流山市文化協会洋舞部も今年38年という長い歴史を重ねていらっしゃいます。

どの公演も歴史と伝統に支えられ、さらに現代の観客にも親しみやすいように工夫されていました。日頃あまり馴染みのない世界に触れて、とても新鮮な感動を覚えました。

JAZZDANCEの公演では、最後にリズムに乗せた簡単なフリを観客も一緒になってやりました。会場が一気にヒートアップして楽しい時間でした。

3団体の重厚な公演の後で、まだ30周年に満たない座・劇列車の順番がやって来ました。会場はその前のパフォーマンスによってほどよく温まっていましたが、作品がどう迎えられるか心配でした。

ですが、それは杞憂であることがすぐに分かりました。お客様は冒頭から役者のセリフ一つ一つに反応してくれました。今回の芝居は一般的な芝居とは異なり、役者同士のやりとりがほとんどなく、お客様にかけるセリフばかりです。したがってお客様が反応してくれることで、舞台上と客席との垣根がとれて一体化することができるはずです。それは逆にいうと、お客様次第というリスクの多い作品だということです。今回のお客様は実にいい反応をしてくれました。中には役者の問いかけに答えてくれる方までいました。たくさん笑っていただきました。役者もノリノリで演じてくれました。

後半はゲイの男のカミングアウトや女子高校生の悩みなど、少し深刻な内容だったので反応は薄れました。ですが、お客様は真剣に役者のセリフを聞いていてくれました。

盛り上げていただいたお客様一人一人に感謝いたします。

作品自体は私が書いたものです。しかし芝居の成功は私だけの手柄ではありません。まずは私が書いたセリフを信じて演じてくれる役者が必要です。それを支えるスタッフが必要です。そして今回はお客様に助けられました。前もってお客様の心を耕してくれた3つの団体の力も必要でした。代表による前説もお客様を乗せてくれました。

今、私は自身が書いたやせっぽちな戯曲が、皆さんの想像力によって大きく豊かな世界を作り出したことに感動しています。西田先生がおっしゃった「いつも傑作というわけにはいかないよ」という言葉を胸にこれからも駄作を書き続ける勇気をいただきました。ありがとうございました。
nice!(1)  コメント(0)