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座・劇列車公演延期のお知らせ [戯曲]

私が脚本を担当していました四街道市民劇団座・劇列車の第31日回公演『やまんばおゆき』は残念ながら延期となりました。
今から30年前、浜野卓也作・箕田源二郎絵の同名の新作童話を元に、西田了先生が朗読劇として脚本を書き、四街道市民が演じたのがこの作品です。この時の上演がきっかけで四街道市民劇団座・劇列車は生まれました。

ちょうど30年目の今年、『やまんばおゆき』を再演しようということになり、私が朗読劇を普通の芝居の脚本に書き直しました。その後、青年劇場の福山啓子先生、船津基先生に演出をお願いすることなり、先生方のご指導により、さらに脚本に修正を加え、自分で言うのもなんですが、なかなか面白い脚本に仕上がりました。

30周年なのでお祭りにしようと、かつての劇団員にも声をかけ、また市民の皆さんにも参加をお願いしたところ、13人の方に参加していただけることになりました。そのうちの3人は30年前にも役者として出演した方々です。

しかし、そんな折に非常事態宣言で稽古ができなくなりました。ようやく解除されても、歌うことは禁止、大声を出さない、連続使用は2時間までという厳しい制約がありました。それでも、公民館から特別に本の読み合わせだけは許していただき、何とか稽古を再開しました。

演出の先生方は稽古の度にわざわざ東京から足を運んでくださいました。5回の稽古では丁寧にご指導をいただき、ようやく脚本の最後まで見ていただいたところでした。稽古は中断しましたが公演が終わるまでは面倒を見てくださるそうです。本当に感謝しかありません。

今のところ来年の12月に『やまんばおゆき』の公演を行う予定です。その時までにはコロナ禍が終息し、何の心配もなくお芝居を観ていただけるようになっていると信じています。皆さんもそれまでどうかご無事でお過ごしください。

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