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九の近況(6) [その他]

ロシアのウクライナ侵攻、今の時代にこんな暴挙がまかりとおるとは思いませんでした。独裁者を作り出したすべての人々に責任があると思います。どんなに優れた人でもどんなに魅力的な人でも、何でも許される立場に置かれたら何をしでかすかわからないということでしょう。ヒトラーに学んだはずなのに同じことを繰り返してしまいました。次は第3次世界大戦にならないように知恵を出し合うべきです。

小説
さて、2月は長いあいだ書き切れなかったミステリーの長編を書き上げました。昨年中に第一稿は書いたのですが、読み返すたびに問題点が見えてきて結局2月いっぱいまでかかってしまいました。コンピュータソフトのバグとりってこんな感じなんですかね。ミステリーは向いてないかも。

何とか書き上げてみると400字詰原稿用紙581枚。これまで書いた小説の中でも最も長いものになりました。今回の賞は郵送の応募のみです。30×40でプリントアウトしたら200枚以上、いつも使っているレターパックライトでは送れません。ライトは厚さ3センチまでだからです。レターパックプラスを購入して送りました。それでも包みが歪むほどの厚みでした。

2月末日は「更級日記千年紀文学賞」の締め切りでした。人物と構成はほぼできていたのですが間に合いませんでした。来年の第3回を目指します。第3回があることを祈ります。

俳句
2月は「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の締め切りでもありました。今回も応募しましたが、どうでしょう。

詩はスランプを抜けた感じです。出来の良し悪しはさておき、また書けるようになりました。『ココア共和国』3月号には『ほんとうの歌』が掲載されています。詩は「もがき」だったり「叫び」だったりします。自分の中のより深い「ほんとう」を掘り下げる作業でもあります。色んな世代の「ほんとう」がこの詩誌の中に飛び跳ねています。ぜひ一度読んでみてください。

戯曲
3月は、まず座・劇列車の公演台本『オカリナの少年~クロスロード2』を完成させる予定です。劇団の地元四街道には野戦砲兵学校がありました。この作品は先の戦争末期に野戦砲兵に志願した少年の物語です。これを書いていた時にはロシアのウクライナ侵攻など想像だにしませんでした。

舞台
3月12日は「神奈川演劇博覧会」で上演されるMMTパントマイム色即是空』に出演します。人生初めての殺陣に挑戦です。とりあえず筋肉痛と闘っています。

観劇
3月13日は成田国際文化会館が主催するリーダーズ・シアターの朗読劇を観に行く予定です。リーダーズ・シアターの講師は亜白辰彦氏。亜白氏をはじめスタッフ、出演者にも前回の『やまんばおゆき』公演の仲間がいますので楽しみです。

原作:芥川龍之介の『白』
脚本:亜白辰彦
13時:開場 14時:開演
入場無料ですが、入場整理券が必要。
成田国際文化会館
0476-23-1331

宣伝
最後に3月1日に『第25回伊豆文学賞作品集』が刊行されました。拙作『戸川半兵衛の黒はんべ』も佳作をいただき掲載されています。ちなみに最優秀賞の『海豚』を書かれた髙部務さんも千葉県の方です。
佳作ではありますが、単行本に掲載していただき感激しています。もうすぐアマゾンあたりでも買えるようになると思います。私には一切印税は入りませんが、よろしくお願いします。

毎月の私の長話にお付き合いくださりありがとうございました。どうか平和で感染症にもおびえなくていい春が来ますように。

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