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御朱印帳を手に散歩に出る [朱印帳]

わたしの左椎骨動脈解離という病気は快復したのですが、療養中に体重が10㎏以上増え、あまつさえ寝てばかりだったので、脚もすっかり萎えてしまいました。

そこでリハビリの替わりに週末の散歩をすることにしました。それにしても、ただ歩くのはつまらないので流行りの御朱印帳を手に妻と2人道行きです。

お寺と神社は分けた方がいいらしいと妻がどこかから聞いて参りまして、お寺は近くの名刹成田山新勝寺からということになりました。

まずは本殿を参拝し、御朱印帳を頂きました。赤とピンクを選べます。妻がピンクで私が赤。すでに本殿の御朱印は書かれています。日付だけ入れていただきました。






新勝寺では全部で六つの御朱印がいただけるようですが、今回はあまり欲張らず2つだけ。残りは次回のたのしみとしましょう。



帰りに川豊本店で鰻をいただきました。大きなお寺や神社の門前では必ず美味しいものをいただくことができます。それも楽しみです。成田山の御利益を当てにして、コレステロールを気にせずいただきました。

さて、今度は神社ですが、これは厄落としや子供の名付けでお世話になっている千葉神社に決めました。妙見信仰の神社だけあって、北極星と銀河をあしらった藍色の美しい御朱印帳です。



その場で御朱印を書いていただきました。千葉天神も同時にお願いします。






さあ、これから夫婦一緒に月に一度の寺社巡り。楽しみです。

拙いブログを覗いて下さってありがとうございます。これに懲りずまた覗いてやってください。




御朱印帳散歩1 亀戸天神 前編 [朱印帳]

亀戸天神に行ってきました。



これは境内の藤棚越しに見た赤い太鼓橋。広重の「名所江戸百景」の「亀戸天神境内」とほぼ同じアングルで撮ってみました。


総武線の亀戸駅北口を出て、バスターミナルを抜け、駅正面の道路を真っ直ぐ行くと、大きな交差点があります。

交差点の右手手前角には「 亀戸梅屋敷 」いう休憩所がありました。「亀戸梅屋敷」というのも、やはり 「名所江戸百景」にあるので、きっとそこから付けた名称ですね。

ここにはトイレと売店、喫茶のほか、江戸切り子の展示などがあります。それにかの有名な「スカイダック」の発着所です。

そのまま「亀戸梅屋敷」を通り過ぎて交差点を渡り、さらに左に渡って直進すると亀戸天神です。

でも、私たちは交差点を渡ってすぐ右手にある鳥居をくぐって、香取神宮に参拝することにしました。俵藤太が平将門の乱を平定して弓を贈ったことから、北辰一刀流の千葉周作も崇拝したという亀戸香取神社。



大通りに面したひとつめの鳥居です。鳥居は聖域への門だそうです。一礼して入ります。

この鳥居から次の2つ目の鳥居までの間に参道があります。ガイドブックには喫茶店もあったのですが、残念ながら閉店していました。





境内にある亀戸大根の碑。亀戸大根はかなり辛味の利いた大根です。



同じく境内にある恵比寿と大黒天。患っている部位と同じところを、洗うと治るそうです。わたしは首の後ろを洗ってきました。



本殿。



やはり境内の稲足神社のお狐様。子ぎつねがかわいい。

香取神宮はスポーツ振興の神様だそうです。勝守りや勝袋が有名ですが、やはり私たちはこれです。



病気に快勝させていただきたいものです。

次は普門院というお寺に詣でました。伊藤左千夫先生のお墓があると聞いていたのでお参りすることにしたのです。千葉出身の歌人であり、「野菊の墓」で知られる小説家です。



門内に見えるこの碑を伊藤左千夫先生の墓だと勘違いする人もいそう。本物は境内左手の墓地内にあります。



墓地内の小道を少し進むとこんな表示がありました。



まるで人目を避けるように、道を離れた奥所にお墓はありました。棕櫚(しゅろ)の木が墓石の背後と右手から、かぶさるように植えられています。寂れたその様子に、お花やお線香を持参しなかったことを悔やみました。どなたかもしもお参りの際には、よろしくお願いします。


長くなるので、後半に続きます。


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