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あけましておめでとうございます~「ふわふぬ」の年~ [その他]

あけましておめでとうございます
昨年中はブログを読んでいただきありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。

ふわふぬ?
気づいた方もいらっしゃると思いますが、これはパソコンで「2021」と入力したときに誤入力される文字です。

最近は「ローマ字漢字入力」が主流なので意外にこのことを知らない方も多いかもしれません。ワープロソフトを「カナ漢字入力」にしてある方が、「ひらがな入力」の状態でうっかり「2021」とキィを押すと「ふわふぬ」と入力されます。

ちなみに「2020」は「ふわふわ」です。可愛い誤入力だと思って和んでいましたが、2020年はとんでもない年になりましたね。なかなかこの発見を披露するような状況ではありませんでした。今思うと「不和不和」もしくは「不安不安」だったのかもしれない。

さて、「ふわふぬ」の今年はどんな年になるでしょうか。きっと不和も不安も去ってステキないい年になりますよ。

ところで、私のPCとの付き合いはNECのN98シリーズからでした。

当時のNECのパソコンにはブラインドタッチ(タッチタイピング)の練習ソフトが付属していました。指定された仮名を時間内に打つというシンプルなものでした。時間内に入力できないと「もしもしかめよかめさんよ……」と入力させられます。さらに遅れると「おそいですねあしでうっているんですか」と入力させられる。実にサディスティックな腹立たしいソフトでした。しかし、そのお陰でブラインドタッチをまたたく間にマスター。それからはPCが友達になりました。

ゲームもPCに馴染むのに役立ちました。

最初にはまったのは『Wizardry(ウィザードリィ)』というRPG。ギルガメッシュの酒場でグループを組みダンジョンの中へ。黒い画面にレイアーだけが白く光ってダンジョンの深みへと誘います。モンスターに遭遇するとすかさず呪文を入力。このゲームのⅠは入力練習ソフトという感じでしたね。カナ入力だったから苦労しました。よく使う呪文のアルファベットの位置だけは覚えました。

今でもワープロソフトはジャストシステムの「一太郎」を使っています。もちろんカナ漢字入力。

Microsoftの「Office」がバンドルされているPCが多いため、ワープロソフトは「Word」を使っている人が多いですね。今では文学賞の多くがネットで応募できるようになってきていますが、ほとんどはWord文書かテキストファイルの応募しか認めていません。一太郎を認めているところは少なくなってきています。

仕方なく応募する際に一太郎文書からWord文書に変換しています。一太郎にはWordの文書形式で保存する機能もあるのですが、なかなかうまくいきません。それで一太郎に書いた詩や小説をコピーして、それをWordの画面に貼り付けるようにしています。文学賞のサイトの方で応募用のサンプルを上げてくれてあると、文字数行数などを変更せずに流し込めるので便利です。

最近はスマホを使うことも増えました。昨年までは無料のメモアプリにもいいものがあったので使っていました。詩や小説のアイデアはどこで生まれるか分かりませんからね。特に寝床で思いついた、あるいは夢で見たアイデアはメモに残しておかないと朝になると必ず忘れています。

夜中に目が覚めて「これは絶対に忘れない」と何度思ったことでしょう。でも、やはり朝になると忘れている。いや、忘れたことさえ覚えていないこともある。朝に見直すと明らかにクズのようなアイデアもありますけど、忘れてしまったものの中に秀逸なアイデアがあったかもしれない。いつでもどこでも閃いたアイデアをメモする。これはクリエイティブな仕事や趣味を持つ人にとっては必要なことですよね。

ところがせっかくのメモをPCに転送しようとするとまたひと手間です。メモアプリには内容を転送できる機能もありますし、クラウドを経由する方法もある。でも、やはり面倒臭い。そう思っている時に一太郎の新しい機能に「一太郎Pad」が追加されました。

「一太郎Pad」はスマホのアプリです。このアプリにメモした文書はWi-Fiの環境さえあれば、簡単にPCの一太郎文書に転送できます。また、スマホのカメラで撮影した文書映像をOCR機能で文書に起こすこともできる。驚いたのはこのOCRの機能の性能。かなりの精度で変換ができます。
 
この「一太郎Pad」の機能によって、スマホのメモをPCに移して作品に広げていく作業がストレスなくできるようになりました。

文学賞が一太郎ファイルでの応募を受け付けてくれればもっと楽なんだけど……。

「書く」という作業には様々な方法があります。若い頃にはモンブランの万年筆を使って原稿用に書いたこともありました。職場で埃をかぶっていた和文タイプライターを使って同人誌に載せる詩を打ったこともあります。書く方法にこだわる作家もいるようですが、私はそれぞれの方法にメリットとデメリットがあるのではないかと思います。方法にこだわらず色々試して自分、または作品に合った方法を探すことができればいいですね。

さあ、今年もたくさん書くぞー!
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