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御朱印帳散歩24 元乃隅稲成神社 [朱印帳]

山口県の人気スポット元乃隅稲成神社に行って来ました。
ちなみに今回の旅は昨年の夏に天候のため断念した長門地方観光を実現するリベンジの旅です。妻はよほど残念だったとみえて、退職まで支えてくれた妻への感謝の旅を提案すると即座に長門に行きたいと言いました。意外に執念深いところがあると気づかされました。気を付けよう。
6月2日(日)
事前に宿の人に相談したところ、日曜日は観光バスなども入って道が混雑するので、朝食前にタクシーで行くことを勧められました。
かなり費用がかかりますが、今回は退職まで支えてくれた妻の慰労な旅なので奮発することにしました。
出発は7時。起点は長門湯本の宿です。運転手さんが気を利かせて途中の「棚田」に寄ってくれました。残念ながら田植え前でしたけど、日本海に面した棚田は美しかった。夜にはイカ漁の漁り火が映ってさらに幻想的な風景になるそうです。
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元乃隅稲成神社には7時半頃に着きました。
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すでに何台かの一般車が来ていました。
神社の近くには真新しい有料駐車場がいくつもありました。人気が高まるにしたがって近くに駐車場がだんどん増設されているそうです。タクシーの運転手さんによると、この元乃隅稲成神社が観光名所になったのは、ほんの1年前くらいだとか。タクシーの運転手さんでさえ「元乃隅稲成神社」という名称を言われても分からなかったそうです。地元の人には同じ場所にある「潮吹き」は知られていましたし、賽銭箱が鳥居の上にあって賽銭を投げ上げる神社という認識はあったそうですが、まさかこんなに人気になるとは思わなかったとか。
駐車場の真ん前に鳥居があります。もともとはこの鳥居に賽銭箱があったようですが、さすがに道に面した場所で賽銭を投げ上げるのは危険だということで、少し上がったところにある鳥居に移設されたそうです。そのため賽銭箱な高さが5メートルから6メートルにより高く難しくなったとか。
この鳥居から入ると本殿はすぐなのですが、道路を少し下りたところにある階段で並んだ鳥居の下に回ることにしました。こうすると赤い鳥居の並ぶ下を一度上がるだけで済みます。それでも鳥居の道はけっこう急勾配なところがあって、お年寄りにはきついかも。
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↑ 並んだ鳥居の下から。
この反対側(撮影者の背中側)に潮吹きの岩場があります。でも、見られらのは北風の吹く3月ぐらいまでだそうです。赤く連なる鳥居と潮吹きの取り合わせはさぞ壮観でしょうね。
↓ 鳥居の道。
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とても美しい朱色に塗られていますけど、人気になってから塗り直したさうです。土台や道の上にペンキが滴っていて、周章てて塗り直したことが分かります。
↓ 上から見るとこんな感じ。日本海の青と赤い鳥居の取り合わせは確かに見事。
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↓ 本殿です。正直、えっこれが?という気はしましたけど、京都の伏見稲荷神社や津和野の太鼓谷稲成神社と比べてはかわいそうです。
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↓本殿の中には御守りやおみくじなどもありました。すべてセルフです。
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御朱印をお求めの方。御朱印はここにはありません。さらに上がった社務所の手前の小屋の中にあります。
↓ 御朱印はこちら。入口が反対側にあって道からは見えないので気をつけてください。

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御朱印のある小屋も無人なので、すべてセルフです。千円を納めて5種類のカラフルな御朱印を2枚ずついただきました。
↓ 御朱印です。
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↑ この2つは色は違いますけど、同じ顔と姿。男っぽいですね。雄かな?
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↑ これは上の2つと違って笑顔。尻尾も少しばかり小さい。若い雌?
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↑ この2つは上のと同じで笑ってますけど、子ギツネを抱いているんですよ。お母さんキツネですね。
さて、最後に例の鳥居のところで賽銭投げに挑戦。
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けっこうな高さなので、小銭を5枚握り連続で投げました。オーバースローで投げたら、運よく3枚目で入りました。妻はなかなか入らずふてくされて止めてしまったので、私が代わりに投げてみましたが、強く投げると賽銭箱な上で跳ねてなかなか入りません。何度か賽銭を拾いなおし、10回数回で無事入れることが叶いました。ご利益があるといいのですが。
ほとんど参拝客がいないので、ゆっくり挑戦できましたけど、混雑していたら賽銭が飛び交って大変な騒ぎでしょうね。誰の賽銭が入ったのか分からなかったりして……。
タクシーの運転手さんによると、この後観光バスや一般車が詰めかけてたいへんな混雑だったそうです。
これからお参りをする方は、ちょっと費用はかかりますが、早朝のお参りをお勧めします。
ボヤキ
潮吹きも見たかったなあ。
オマケ
この元乃隅稲成神社は、地元の漁師がキツネの夢を見て稲荷社を建立するように命じられたのがきっかけで造られたそうです。漁師が津和野の太鼓谷稲成神社の宮司に相談したところ、この場所に造ることを勧められたそうです。だから日本の稲荷社の中で、太鼓谷稲成神社とこの元乃隅稲成神社だけが「稲荷」ではなく、「稲成」と書くのだとか。
大昔の伝説みたいですけど、実は昭和30年に建立したそうですよ。






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