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パントマイム劇『クリスマスキャロル』の御案内 [その他]

やまさわたけみつ先生が主宰する劇団MMTの定期公演の御案内です。



MMT定期公演 パントマイム劇 『クリスマスキャロル』

期日:12月9日(土)
開演:14:00~・17:00~
(開場はそれぞれ30分前)
会場:横浜人形の家(あかいくつ劇場)
チケット:2000円(小人1000円)

パントマイム劇とは、言葉を一切使わずに身体の表現だけで(つまりパントマイムで)演じるお芝居のことです。

パントマイムには、演じる側の技術が必要です。確かな技術がないと、何も伝わりません。かのマルセル・マルソーは師であるエティエンヌ・ドゥクルー※の技術をさらに進化させてパントマイムのメソッドを完成させました。やまさわ先生はそのメソッドの継承者の一人です。

しかし、そのマルソーでさえも、無闇に新作を作るのではなく、限られた数の演目を繰り返し演じて磨きをかけていたそうです。それほどパントマイムの表現は奥が深く難しいのです。

それにパントマイムは観客側にも想像力が欠かせません。パントマイミストの些細な仕草からも繊細な心の動きが読み取れます。観客の想像力の性能次第で深い心の綾を読みとることができるのです。残念ながら想像力に乏しいお客さんは何も見えないまま「何をやってるか全く分からない。パントマイムなんてつまらない」と劇場を後にすることになります。

観察力も想像力も歳とともに衰えるものです。感受性を錆びさせないためにも、しっかりと心の目を開いてパントマイム劇を観たいと思います。皆さんもご一緒にいかがですか?
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御朱印帳散歩23 続・北鎌倉 [朱印帳]

やまさわ先生のパンマイム公演の翌日に北鎌倉を散策しました。

昨年もやはりマイム公演の翌日に北鎌倉を訪れたのですが、そのときは円覚寺、東慶寺までだったのでこの日はその続きです。

今日はお寺巡りなので寺院専用に求めた京都の東福寺の御朱印帳を持って行きました。ちょっと大きくて紙色が黄色味がかっているのが渋い。



まずは明月院

「あじさい寺」という別称で有名な寺院です。この季節は彼岸花が赤く咲いているだけですねえ。狂い咲きなのか数輪アジサイの花がありました。



↓ 境内の風景です。

















さすがにいい雰囲気です。

↓ こんな可愛いウサギがいました。



↓ 入口近くの橋の上でウサギとカメが並んでに川の流れを見ていました。カメはケガをしているそうです。





↓ 明月院の御朱印です。



境内に入ってすぐ左手に小屋(ブース?)が2棟あり、それぞれ中に女性が1人いて御朱印を受け付けてくれます。近くで順番を待っていたら気が散ったようで「少し離れて待っていてください」と言われてしまいました。

その場で書いてくれるので、受付の後は近くのイスに座って待ちます。

5分ほどで呼ばれていただいた御朱印を見て驚きました。繊細でとても美しい御朱印です。集中力を必要とするのももっともですね。

建長寺

明月院から建長寺まで道路沿いをしばらく歩きました。少し勾配があるのでレンタサイクルの若者たちも苦労していました。

鎌倉五山の1つである建長寺が道路の左側に見えてきます。



↓ 境内の風景









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↓ 建長寺の御朱印



御朱印は入口近くで受け付けています。番号札を渡されて待たされるので、参拝前にお願いした方がいいかもしれません。こちらの御朱印も素敵でした。

円応寺(えんのうじ)↓



建長寺から鎌倉方面に少し進んだところにあります。

別名、閻魔堂または十王堂。

↓ 円応寺の御朱印



お寺に入るときに頼みます。その時「こういう御朱印ですけどいいですか?」と聞かれたので「あれ?」と思ったのですが、紙が一部めくれて、裏まで通るような迫力のある御朱印でした。明月院と建長寺のものが繊細で美しかったので、ギャップに驚きました。

本堂には閻魔大王をはじめ十の冥界の王の像があります。残念ながら本堂の中は一切撮影禁止です。

人間が亡くなると、7日ごとにこれらの王の審判を受け、後の運命が決まるようです。

狭いお堂の中を、これらの像の怖い顔をみながら、またその裁きの内容を読みながら回っていると、不思議に現世を正しく生きようと思うようになります。

「三途の川」って三カ所渡る場所があるから「三途」なんですね。全身びしょびしょになって渡る場所、脚だけ濡れて渡る場所、そして地蔵菩薩に手を引かれて塗れずに渡る橋があるそうです。

当然ですけど、現世での行いによって渡る場所が決められるそうです。そして、向こう岸には奪衣婆(だつえば)という婆さんが待ち受けていて亡者の着物を脱がします。脱がした着物は懸衣翁(けんえおう)という爺さんに渡されて爺さんはそれを衣領樹(えりょうじゅ)という木に架ける。この木は衣の重さによって撓(たわ)むようになっているので、三途の川で濡れれば濡れるほどよく撓むのです。つまり撓みが大きいほど罪が重いということになる。入念に何度も罪の重さを確認するんですね。けして見逃さないという厳しさがあります。この後、他の王によって具体的な罪が検証され記録されるのが、いわゆる「閻魔帳」なんだそうです。

ここから少し歩くと鶴ヶ丘八幡宮です。

以上、続北鎌倉散策でした。
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