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9月の文学賞応募状況です。 [小説]

8月は存分に書いたので心の中には何も残っていない感じでした。しばらくはプロの作家の作品を読んだり映画を観たりして過ごしていましたが、冷蔵庫の残り物で料理を作るみたいに、心の中の残り物でも何か作れるんじゃないかなと大それたことを考えつきました。もちろん小説も料理もそんな達人ではないんですけど……。

そこで、
ミステリーの文学賞に旧作を直して応募しました。枚数は400字詰め原稿用紙に換算して340枚の作品です
また、これも旧作を手直してある文学賞に応募しました。こちらはホラーで328枚。

いずれもすでに他の文学賞を落ちている作品です。一度客に出してまずいと言われたレシピをちょっと変えて他の客に出す感じ。時間をかけて育てたわが子を一回の就職試験に失敗しただけで諦めたくないのと同じです。誰かこの子の良さを分かってくださいって気持ちですかね。未練ですよねえ。

新作は短篇ミステリーを書いて応募しました。45枚です。
さらに10枚程度のショートショートを2作、他の賞に応募しました。

ショートショートは子供の頃から好きでした。特にフレドリック・ブラウンが好きで、ホラータッチのショートショートを自分でも書いてみたりしていました。でもなかなか難しいですね。着想も平凡だし、話の進め方もけして上手ではないと自覚しています。デザート作りに似てますかね。デザートは材料そのものの質も大事だけど、分量やちょっとした手順をレシピ通りにしないと全く別の物になってしまう。ショートショートもはじめにしっかりしたプロットを作ってその通りに展開しないと全然面白くない。

でも、苦手なことに挑戦すると思わぬ拾い物があります。だから恋愛物にもショートショートにもこれからもできるだけ挑戦しようと思っています。もちろん料理にも。さあ、鯛の塩焼き作るとするか。
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