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小説書いてます。 [その他]

今年ももう終わりですねえ。なんかとても早いです。

定年退職して分かったのですが、仕事って人生の時間の流れに渡された命綱みたいなもんだったんですね。あるとそれに束縛されることもあって不自由だけど、いざなくなってしまうとひたすら時間の中を流されるだけです。どっかに手がかり足がかりを見つけないと暗渠に吸いこまれそうで不安です。

ということもあって7月から小説を書き始めました。もともと作家志望だったのですが、仕事があるうちにはなんとなくそれを口実にして怠けていました。でも、人生も残りわずかです。今のうちに悔いのないように夢に挑戦しようというわけです。

7月に書いた『千年天女』は千葉市創作ミュージカル原作大賞に応募しました。ありがたいことにこの作品は大賞をいただくことができました。

8月に書いた作品は野性時代フロンティア文学賞に応募しました。時代小説です。

9月に書いた作品は横溝正史ミステリー&ホラー大賞に応募しました。ホラーです。

10月から11月にかけて書いた作品は角川小説大賞に応募しました。これはミステリーです。

どれも執筆にかけた時間は1ヶ月ですけど、構想はずっと前から温めていました。やっと最後まで書き終えてほっとしています。

今思うとずっと書くことができなかったのは、書き終える勇気がなかったからです。いいものが書けるはずだという思い込みやプライドに縛られてしまい、それらを克服することが出来なかったのです。

芝居の恩師である西田了先生は、私の脚本の上演をご覧になった後で「すべて傑作というわけにはいかないよ」と言ってくださいました。これは「傑作を書かなければ。自分なら書けるはずだ」というプレッシャーに負けず、とにかくどんどん書きなさいという先生の励ましの言葉だったのだと思います。

脚本はすでに書いてあったものを2作応募しました。そのうち1作は一次選考ではじかれました。

やっと腹をくくって書くことができるようになりました。まだまだ書きたいことがたくさんあります。来年も落選しても落選しても書き続けるつもりです。

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