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御朱印帳散歩25 赤間神宮  [朱印帳]

24の続きですよ。

元乃隅稲荷神社に参拝したのと同じ日6月3日、下関の赤間神宮に詣でました。
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参考になるか分かりませんが、当日の旅程を書いておきます。同じ経路で参拝する人がいないとは限りませんからね。
元乃隅稲荷神社に参拝した後、一旦長門湯本の宿に戻って朝食をとりました。
11時にタクシーで宿を発って青海島(おおみしま)に行き観光船に乗りました。観光船は11時40分。余裕で着きました。天候によってコースが変わるようですが、この日は運良く一周コース。80分のコースです。
↓ 青海島観光船から
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ちなみに、昼食は仙崎のイカの姿づくりを食べたかったんですけど、タクシーの運転手さんに薦められた「喜楽」に並んで入ったら、すでに売り切れていました。仕方なく前もって絞めてあったイカの定食を食べました。それでも十分美味しかった。妻はウニ丼でしたけど、ウニも甘くて美味しかったですよ。観光船乗り場に併設しているセンザキッチン(道の駅)の前の道をはさんだところにあります。

↓ イカの定食

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イカの天麩羅の概念が変わりました。ふんわりと柔らかくて最高!

食事をとってからタクシーを呼び戻し角島観光。青海島から角島までは50分かかります。本当はもっとゆっくり見てまわりたかったけど、4時03分の特牛(こっとい)駅発の山陰本線に乗る予定だったので、タクシーで大橋を渡って島を一周しただけでした。それでも橋の風景はパンフレット以上。
↓ 角島大橋
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特牛駅は無人駅ですが、映画『四日間の奇蹟』のロケ地だったそうです。ロケの写真をアルバムにして置いてありました。主のようなネコがいましたよ。
↓ 特牛駅
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↓ 特牛駅のネコ
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下関駅到着は17:25。
赤間神宮の参詣は18:00までと調べてあったのでタクシーで移動。でも、手書きの御朱印は17:00まででした。書き置きしてある「赤間神宮」の御朱印をいただきました。
↓ 御朱印
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赤間神宮は安徳天皇を祀った宮です。平家が壇ノ浦の戦いに敗れ、当時8歳の安徳天皇は祖母である二位の尼(平時子)とともに入水しました。悲しい話ですね。遺体は見つかりませんでしたが、勅命によりこの赤間神宮(江戸時代までは阿弥陀寺)で供養したことから、後に阿弥陀陵という安徳天皇の御陵となったそうです(阿弥陀陵は境内左手)。二位の尼をはじめ平家一門の墓もここにあります(一門の墓は境内奥)
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また、阿弥陀寺は小泉八雲作『耳なし芳一』の舞台としても知られ、平家一門の墓の脇に芳一堂があり、中には芳一の像が安置してあります。
特徴はなんと言っても竜宮城の門を思わせる「水天門」です。関門海峡に面していることもあって、とても美しい門です。
↓ 水天門と門から見た関門海峡
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↓ 水天門の外の道路脇にある像

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この像は二位の尼が幼い孫を抱いて海に身を投げる姿をモチーフにしているのだと思いますけど、なんか愛に溢れてますねえ。なんで尼は孫を道連れにしたのか?それとも尼が帝に殉じたのか?現代人から見ると狂気じみた行為ですが、二位の尼の心にも私たちには理解できない愛がきっとあったのだと信じたいものです。

ちなみに、この赤間神宮から関門海峡沿いの遊歩道を歩いて10分ほどで唐戸ターミナルに着きます。そこからは門司に渡る汽船が20分おきに出ています。短い船旅ですけど、関門海峡を船で渡るのっていい感じですよ。時間があれば宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で有名な巌流島(舟島)に寄ることもできます。

↓ 関門海峡を渡る船から見た夕日

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