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御朱印帳散歩17 太宰府天満宮 [朱印帳]

3月12日(日)
昨日従兄弟の結婚式が博多の天神であったので、今日は太宰府天満宮に行ってみました。

式場もホテルも警固神社の真ん前だったので、当然お参りしてからと考えていましたが、少し朝寝坊をしてしまい、泣く泣く太宰府天満宮に直行することにしました。鳥居の前で柏手を打って、急いですぐ脇の西鉄天神駅に入ります。

↓ 西鉄天神駅ホーム





本来は大牟田行きの特急に乗り、二日市で乗り換えるのが速いようです。けれども、これも3分差で乗り遅れました。。仕方なく9時16分の小郡行き急行に乗ります。20分で二日市に着く予定でしたけど、少し遅れて37分着。太宰府線が38分発予定なので慌てました。しかし、ここで降りる乗客はみんな太宰府に行くので、太宰府行きも9時40分発に変更されていました。よかった。

↓ 西鉄太宰府駅到着



太宰府駅を出ると、すぐ右手が参道です。参道にはたくさんの梅ヶ枝餅屋が並んでいます。鳥居をいくつかくぐります。





↓ 有名なスタバ。写真を撮っている人がたくさんいました。

「建築家 隈研吾氏により『自然素材による伝統と現代の融合』というコンセプトをもとに設計されました」(HPより)ものだそうです。



↓ 石の鳥居



↓ 石の鳥居の前には牛の像



菅原道真公の遺骸を乗せた車を挽く牛が、この場所で動かなくなったので、この場所に天満宮が造られたという逸話から、牛の像が天神様にはつきものです。それにしても大人気。並んで写真を撮っていました。

↓ 石の鳥居の継ぎ目には1円玉がこんな風に



↓ 赤い橋が並んでいます。間にはそれぞれ末社があります





↓ 橋から見た池



↓ 門をくぐると……





↓ 本殿が見えてきます







お参りしてから御朱印をいただきました。ちょうど今までの朱印帳の面が一杯でしたので、新しい朱印帳もいただきました。とても上品な女性が美しい字で書いてくださいました。

↓ 御朱印帳と御朱印





はじめの2面は伊勢神宮の外宮内宮のために開けておくのだそうです。昨年参拝したばかりですが「もう一度来なさい」という天照大神様のお告げかもしれません。

↓ 「飛梅」





京から太宰府まで主人を追いかけて飛んできた梅の木です。事実かどうかより、そう考えた人の心ばえに感動を覚えます。

「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花主(あるじ)なしとて春な忘れそ」という歌は、讒言(ざんげん)によって太宰府に左遷された菅原道真公が詠んだものです。「春風が吹いたならば(春を)美しく咲くのだぞ。我が家の梅の花よ。主人の私がいないからといって春を忘れてはいけないよ」という思いに梅の木が答えて後を追ってきたなんて素敵ですよね。こういうことを考えついた人が素敵です。



↓ 本殿の前には紅梅もあります。こちらはまだ花がたくさん残っていました





↓ 本殿を横手に抜けたとこには立派な大楠



本当に立派な木です。パワーをいただきました。

↓ 本殿を出て宝物館に寄りました。
展示物はそれほど多くありません。太宰府天満宮に関係した武将が発行した文書、村正、正宗などの刀剣、長州征伐のあと福岡藩お預かりとなった三条実美卿の甲冑などが展示されています。入館料は400円。

↓ 本殿脇の梅の道



↓ 境内には様々な種類の梅の木があって、誰でもお気に入りの一本があるようです。私のお気に入りの白梅はこれ。





参道には「梅ヶ枝餅」の店がたくさん並んでいます。人気No.1の「かさの家」は行列ができていました。「かさの家」さんのはつい最近物産展で買って食べたばかりなので、他の2つ店のを買ってみることにしました。

一軒目は松尾商店さん。隣に和菓子屋さんの店舗があるので、菓子作りの技が生かされているのではないかと期待しました。それにおばあちゃんたちが作っているのが気に入りました。画像はありません。夢中で食べてしまいました。もちろん期待通りでした。ほんのわずかですが梅の香りを感じたのは気のせいかな。

↓ 松屋さんの「梅ヶ枝餅」。駅に一番近い店です。出来立てだったので熱い。少し皮が厚くて、表面がカリカリ、中はモチモチ。アンコも美味しかった。店によって微妙に違うのがいいですね。



日曜日ということもあり、とにかく混んでいました。写真を見るとそこここに蛍光グリーンの上着の人が写っています。外国の団体旅行客の皆さんなのですが、先導するガイドさんが番号の書かれたプラカードを掲げて次から次へとやってきます。観光に来てくれるのは嬉しいことです。ただ、揃いの上着はともかくその色には疑問があります。神聖な場の雰囲気や景観を壊すような色を選ぶのはどうでしょうか。

かつて日本の高度経済成長期、日本人の団体客がヨーロッパで嫌われていたこと思い出します。まず人が、そして次は企業が進出してきます。外国人のマナーうんぬんより、今後の外国企業の進行の方が心配ですね。すでに分野によってははじまってますけど。

閑話休題。

新幹線に乗る予定なので、帰りも西鉄天神駅経由で博多駅に出ました。私たちにはこのルートがわかりやすかったからです。

太宰府駅前に博多駅行きのバスもありました。空港にも行くようです。行列ができていました。

↓ 帰りの列車。旅人(たびと)







この列車で二日市駅に行き、西鉄福岡天神行き急行に乗り換えて、西鉄天神駅からJR天神駅まで地下道を歩きました。結局40分ぐらいかかりました。急行でなく特急に乗るともっと時間短縮できるようです。

↓ 念願のモツ鍋



昨夜は披露宴の食事で満腹だったので、一風堂のラーメンを食べました。これは馬刺もついた定食。これで満足して帰れます。



1690円也。ごちそうさまでした。

読んでいただき、ありがとうございました。あなたも御朱印帳を持って散歩に行きましょう。
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