御朱印帳散歩 16 熱田神宮 [朱印帳]
熱田神宮に参拝しました。
以下、赤い文字は神様に関する事項、青い文字は施設に関する事項、ピンクはその他の事項です。
↓ 本宮
前日、金山(かなやま)駅近くのホテルに泊まったので、この朝は金山駅から出発です。
↓ 金山駅はJR、名鉄、そして地下鉄が混在するハブ駅です。
名鉄で1つめが神宮前駅。
熱田神宮方面に駅を降りると、道路を隔てた目の前が「熱田の杜(もり)」です。
道路を渡って敷地内に入ると、右手が神宮会館(結婚式場)と社務所、左手が駐車場です。当然のように右手に進んだのですが、実はこの道を行くと鳥居をくぐれません。手水場もありません。いきなり神域に踏み込むことになります。まあ、それでもかまわない人はいいのですが、手順にこだわる方は左手の駐車場を突っ切って東門(鳥居)をくぐり、参道に廻ることをお勧めします。
↓ 右手にこんな門があったので、ついつい行ってしまった。
↓ 梅も咲いていて、気持ちのいい道ではあるのですが……。
……この道は本宮の隣にある神楽殿に出てしまいます。鳥居もくぐらず手も洗っていないので、仕方なく本宮を横目に見て参道を戻ります。
↓ 参道を戻り、二つ目の鳥居のところに大きな手水場がありました。大楠(大きなクスノキ)が目印です。
身を清め、また参道を戻ります。
↓ 再び本宮が近付いてきます。
本宮には熱田大神(あつたのおおかみ)が祀られています。この神様の正体は実は天照大神様です。それが三種の神器である「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」と結びつくと熱田大神となるそうです。
「草薙神剣」は日本武尊(やまとたけるのみこと)が妃である宮簀媛命(みやすひめのみこと)に託し、その後熱田の地に祀られました。それが熱田神宮の始まりだそうです。
本宮は伊勢神宮ほどはいかめしくありません。伊勢内宮の本宮はたくさんの巨木に囲まれ、社殿前の階段も段数が多い。それと比べると熱田神宮の本宮は気軽にお参りできる感じがします。季節の違いもあるのでしょうが、夏に行った伊勢では「御帳(みとばり)」(本宮前に垂れた布)が少しも動かず、近寄りがたさを感じたのですが、こちらはもっと気安く「よく来たね」と御帳を風で揺らして歓迎してくれました。
御朱印は本宮脇の授与所でいただけます。「初穂料はお気持ちで」と表示されていて、朱印帳を出す時に折敷(おしき)に入れるようになっています。妻と私は500円ずつを納めましたが、千円札もたくさん入っていました。
↓ 熱田神宮の御朱印
お神籤(みくじ)も人気でした。200円を納め、自分で入れ物を振って、出てきた番号を告げます。
↓ 長男と妻は末吉。私は中吉でした。
↓ 本宮に向かって左脇に細い道があります。
この道は「こころの小径」と名付けられています。この小道の奥には 熱田大神の「荒魂(あらみたま)」が祀られています。
本宮にまつられていらっしゃるのは、お礼や感謝を受ける神様の半分「和魂(にぎみたま)」、そしてもう半分が「荒魂」です。 「荒魂」は神様の活動的な一面なので、お願いごとも聞いてくださるといいます。お伊勢参りで勉強しました。
余談ですが、かつて「細胞」というのは大きくて動かないものと小さくて酸素をエネルギーにして動き回るものの二種類だったそうです。やがて大きな細胞の中に小さな細胞が入り込んでエンジンの働きをすることで、今の細胞になったようです。それがミトコンドリアだとか。
「荒魂」と「和魂」の関係性も細胞の成り立ちも、この世界の静と動の二面性を感じさせます。
閑話休題。
↓ この小径は本当に人がいません。
↓ 道の突き当たりにひっそりと 「荒魂」を祀る一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)
ここではいくつかお願いをします。
↓ 本宮の裏にも……裏参りもしておきます。
↓ こんな洞穴がありました。どういう場所なんでしょうか。
↓ 道の途中は本当にいい雰囲気です。
↓ 清水社(しみずしゃ)
清水社は道の後半にあります。脇には湧き水があり、平景清がこの水で目を治したという伝説があります。また、湧き水の真ん中にある石は楊貴妃の石塔とも言われており、三度柄杓で水をかけて祈ると願いが叶うそうです。また、この水で肌を洗うと綺麗になるそうですよ。私と妻は水をかけることに夢中になって願い事するのを忘れていました。皆さんも気を付けてください。
↓ 道の最後は土用殿。昭和26年まではここに草薙神剣があったそうです。
この道は神楽殿の脇に出ます。最初に入ってきたところです。中を覗くと巫女さんが典雅な舞を見せていました。
本当はもう少し見て回りたかったのですが、新幹線の時間もあり、今日はここでおしまいです。中途半端な報告でごめんなさい。
お土産は名鉄駅前できよめ餅を買いました。栗入り、きなこ入りも美味しそうでしたよ。
以下、赤い文字は神様に関する事項、青い文字は施設に関する事項、ピンクはその他の事項です。
↓ 本宮
前日、金山(かなやま)駅近くのホテルに泊まったので、この朝は金山駅から出発です。
↓ 金山駅はJR、名鉄、そして地下鉄が混在するハブ駅です。
名鉄で1つめが神宮前駅。
熱田神宮方面に駅を降りると、道路を隔てた目の前が「熱田の杜(もり)」です。
道路を渡って敷地内に入ると、右手が神宮会館(結婚式場)と社務所、左手が駐車場です。当然のように右手に進んだのですが、実はこの道を行くと鳥居をくぐれません。手水場もありません。いきなり神域に踏み込むことになります。まあ、それでもかまわない人はいいのですが、手順にこだわる方は左手の駐車場を突っ切って東門(鳥居)をくぐり、参道に廻ることをお勧めします。
↓ 右手にこんな門があったので、ついつい行ってしまった。
↓ 梅も咲いていて、気持ちのいい道ではあるのですが……。
……この道は本宮の隣にある神楽殿に出てしまいます。鳥居もくぐらず手も洗っていないので、仕方なく本宮を横目に見て参道を戻ります。
↓ 参道を戻り、二つ目の鳥居のところに大きな手水場がありました。大楠(大きなクスノキ)が目印です。
身を清め、また参道を戻ります。
↓ 再び本宮が近付いてきます。
本宮には熱田大神(あつたのおおかみ)が祀られています。この神様の正体は実は天照大神様です。それが三種の神器である「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」と結びつくと熱田大神となるそうです。
「草薙神剣」は日本武尊(やまとたけるのみこと)が妃である宮簀媛命(みやすひめのみこと)に託し、その後熱田の地に祀られました。それが熱田神宮の始まりだそうです。
本宮は伊勢神宮ほどはいかめしくありません。伊勢内宮の本宮はたくさんの巨木に囲まれ、社殿前の階段も段数が多い。それと比べると熱田神宮の本宮は気軽にお参りできる感じがします。季節の違いもあるのでしょうが、夏に行った伊勢では「御帳(みとばり)」(本宮前に垂れた布)が少しも動かず、近寄りがたさを感じたのですが、こちらはもっと気安く「よく来たね」と御帳を風で揺らして歓迎してくれました。
御朱印は本宮脇の授与所でいただけます。「初穂料はお気持ちで」と表示されていて、朱印帳を出す時に折敷(おしき)に入れるようになっています。妻と私は500円ずつを納めましたが、千円札もたくさん入っていました。
↓ 熱田神宮の御朱印
お神籤(みくじ)も人気でした。200円を納め、自分で入れ物を振って、出てきた番号を告げます。
↓ 長男と妻は末吉。私は中吉でした。
↓ 本宮に向かって左脇に細い道があります。
この道は「こころの小径」と名付けられています。この小道の奥には 熱田大神の「荒魂(あらみたま)」が祀られています。
本宮にまつられていらっしゃるのは、お礼や感謝を受ける神様の半分「和魂(にぎみたま)」、そしてもう半分が「荒魂」です。 「荒魂」は神様の活動的な一面なので、お願いごとも聞いてくださるといいます。お伊勢参りで勉強しました。
余談ですが、かつて「細胞」というのは大きくて動かないものと小さくて酸素をエネルギーにして動き回るものの二種類だったそうです。やがて大きな細胞の中に小さな細胞が入り込んでエンジンの働きをすることで、今の細胞になったようです。それがミトコンドリアだとか。
「荒魂」と「和魂」の関係性も細胞の成り立ちも、この世界の静と動の二面性を感じさせます。
閑話休題。
↓ この小径は本当に人がいません。
↓ 道の突き当たりにひっそりと 「荒魂」を祀る一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)
ここではいくつかお願いをします。
↓ 本宮の裏にも……裏参りもしておきます。
↓ こんな洞穴がありました。どういう場所なんでしょうか。
↓ 道の途中は本当にいい雰囲気です。
↓ 清水社(しみずしゃ)
清水社は道の後半にあります。脇には湧き水があり、平景清がこの水で目を治したという伝説があります。また、湧き水の真ん中にある石は楊貴妃の石塔とも言われており、三度柄杓で水をかけて祈ると願いが叶うそうです。また、この水で肌を洗うと綺麗になるそうですよ。私と妻は水をかけることに夢中になって願い事するのを忘れていました。皆さんも気を付けてください。
↓ 道の最後は土用殿。昭和26年まではここに草薙神剣があったそうです。
この道は神楽殿の脇に出ます。最初に入ってきたところです。中を覗くと巫女さんが典雅な舞を見せていました。
本当はもう少し見て回りたかったのですが、新幹線の時間もあり、今日はここでおしまいです。中途半端な報告でごめんなさい。
お土産は名鉄駅前できよめ餅を買いました。栗入り、きなこ入りも美味しそうでしたよ。
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