御朱印帳散歩13 北鎌倉 その1 [朱印帳]
龍口明神社に続いて、北鎌倉に行きました。
まずは、駅前の円覚寺(えんがくじ)。
受験のとき憶えました。鎌倉五山の第二位。ちなみに五山とは臨済宗を代表する格式の高い寺院群です。京都五山もあります。鎌倉時代は学問の中心でもあったとか。五山文学って言葉も憶えましたよね。
↓ 円覚寺
総門をくぐると、すぐ左手に御朱印所があり、隣では書籍や墓参りの花も売っています。奥の仏日庵でも御朱印がもらえると書かれていたので、御朱印は帰りがけにいただくことにしました。
↓ 山門(三門)
階段を上ると、立派な二階建ての山門があります。昔の建築物は皆そうですが、丸い敷石の上に柱が載って、全体を支えています。これって見事。美と実用性を兼ね備えた日本の木造建築の至芸です。
↓ 仏殿
仏殿に参拝して、奥へと進みます。
↓ 居士林(こじりん)
居士林は禅の修行道場。夏目漱石もここで座禅を組んだのでしょうか。
次の方丈への入口は生け垣の間にあるので、つい見逃してしまいます。右手に池が見えたら、生け垣の入口に御注意を。
↓ 方丈の前庭に並ぶ仏様
小さな仏様がたくさん並んでいます。皆さん、いい顔をしていらっしゃること。
↓ 方丈の前庭にあるビャクシン(柏槇)
の古木
なんとも不思議な木です。円覚寺を開山した宋の高僧、無学祖元のお手植えだとか。
方丈は建物の中も見学できます。
↓ 方丈の廊下から見た池
彼岸花の赤が利いてます。
「方丈」とは、もともとは僧の住まいのこと。あの『方丈記』の「方丈」です。
方丈には五百羅漢を描いた絵が展示されていました。 入浴を待つ様子や虎の歯磨きなど面白いものもありました。余談ですが、「東司(とうす/禅寺でのトイレの呼び名です)」がとてもきれいでした。
↓ 仏日庵(ぶつにちあん)
この仏日庵は北条時宗公の御廟をお守りする塔頭(たっちゆう)だそうです。
そもそも北条時宗公が宋の国から無学祖元を招いた開いたのがこの円覚寺です。
拝観料100円を払い、お線香を時宗公にお供えしてお参りします。広い境内を散策して疲れたので、お参りのついでにひと休みさせていただきました。お抹茶もいただけます。もちろん、時宗公の御朱印もいただきました。↓
ちなみに「塔頭」とは、高僧の弟子たちが師の墓を守るために造った小寺院のことだそうです。
↓ 白鹿洞(びゃくろくどう)
無学祖元が開山の際に、この洞穴から白い鹿が出てきて法話を聞いたと言われています。今は塞がっています。円覚寺の山号が「瑞鹿山(ずいろくざん)」なのもそのためらしい。
↓ 黄梅院(こうばいいん)
夢窓疎石(むそうそせき)をお祀りした塔頭だそうです。夢窓疎石は鎌倉時代から室町時代まで活躍した臨済宗の高僧。恵林寺や天龍寺を開山しました。西方寺(苔寺)などの石庭の設計でも知られています。天龍寺船の派遣も、天竜寺建立のための資金を得るために夢窓疎石が足利尊氏に献策したといいます。
↓ 道端にあった仏様(?)
↓ 桂昌庵(閻魔堂、十王堂)庭の仏様
上の2枚はいい雰囲気なので撮ってみました。鎌倉の寺院にはこういうものがたくさんありますね。
拝観の最後に、総門脇の朱印所で御朱印をいただきました。↓
さあ、昼御飯をいただいて、次は東慶寺に行きましょう。
まずは、駅前の円覚寺(えんがくじ)。
受験のとき憶えました。鎌倉五山の第二位。ちなみに五山とは臨済宗を代表する格式の高い寺院群です。京都五山もあります。鎌倉時代は学問の中心でもあったとか。五山文学って言葉も憶えましたよね。
↓ 円覚寺
総門をくぐると、すぐ左手に御朱印所があり、隣では書籍や墓参りの花も売っています。奥の仏日庵でも御朱印がもらえると書かれていたので、御朱印は帰りがけにいただくことにしました。
↓ 山門(三門)
階段を上ると、立派な二階建ての山門があります。昔の建築物は皆そうですが、丸い敷石の上に柱が載って、全体を支えています。これって見事。美と実用性を兼ね備えた日本の木造建築の至芸です。
↓ 仏殿
仏殿に参拝して、奥へと進みます。
↓ 居士林(こじりん)
居士林は禅の修行道場。夏目漱石もここで座禅を組んだのでしょうか。
次の方丈への入口は生け垣の間にあるので、つい見逃してしまいます。右手に池が見えたら、生け垣の入口に御注意を。
↓ 方丈の前庭に並ぶ仏様
小さな仏様がたくさん並んでいます。皆さん、いい顔をしていらっしゃること。
↓ 方丈の前庭にあるビャクシン(柏槇)
の古木
なんとも不思議な木です。円覚寺を開山した宋の高僧、無学祖元のお手植えだとか。
方丈は建物の中も見学できます。
↓ 方丈の廊下から見た池
彼岸花の赤が利いてます。
「方丈」とは、もともとは僧の住まいのこと。あの『方丈記』の「方丈」です。
方丈には五百羅漢を描いた絵が展示されていました。 入浴を待つ様子や虎の歯磨きなど面白いものもありました。余談ですが、「東司(とうす/禅寺でのトイレの呼び名です)」がとてもきれいでした。
↓ 仏日庵(ぶつにちあん)
この仏日庵は北条時宗公の御廟をお守りする塔頭(たっちゆう)だそうです。
そもそも北条時宗公が宋の国から無学祖元を招いた開いたのがこの円覚寺です。
拝観料100円を払い、お線香を時宗公にお供えしてお参りします。広い境内を散策して疲れたので、お参りのついでにひと休みさせていただきました。お抹茶もいただけます。もちろん、時宗公の御朱印もいただきました。↓
ちなみに「塔頭」とは、高僧の弟子たちが師の墓を守るために造った小寺院のことだそうです。
↓ 白鹿洞(びゃくろくどう)
無学祖元が開山の際に、この洞穴から白い鹿が出てきて法話を聞いたと言われています。今は塞がっています。円覚寺の山号が「瑞鹿山(ずいろくざん)」なのもそのためらしい。
↓ 黄梅院(こうばいいん)
夢窓疎石(むそうそせき)をお祀りした塔頭だそうです。夢窓疎石は鎌倉時代から室町時代まで活躍した臨済宗の高僧。恵林寺や天龍寺を開山しました。西方寺(苔寺)などの石庭の設計でも知られています。天龍寺船の派遣も、天竜寺建立のための資金を得るために夢窓疎石が足利尊氏に献策したといいます。
↓ 道端にあった仏様(?)
↓ 桂昌庵(閻魔堂、十王堂)庭の仏様
上の2枚はいい雰囲気なので撮ってみました。鎌倉の寺院にはこういうものがたくさんありますね。
拝観の最後に、総門脇の朱印所で御朱印をいただきました。↓
さあ、昼御飯をいただいて、次は東慶寺に行きましょう。
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