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御朱印帳散歩12 龍口明神社 [朱印帳]

 パントマイムの先生の公演を見るついでに、たまたまテレビ番組で知った「龍口明神社(りゅうこうみょうじんじゃ)」に行ってみました。

9月25日(日)晴れ

昨日までの雨がやっと上がりました。
昨夜の先生の公演が遅い時刻だったので、ちょっとぜいたくですが大船のホテルに宿泊しました。

まずは湘南モノレールに乗って西鎌倉駅を目指します。

湘南モノレールは3両編成。座席はボックスなので、ちょっとした旅気分が味わえます。7、8分間隔で出ているので時間を気にしなくていいのも長所。これで江ノ島まで行けるのはうれしいですね。しかし、Suica、PASMOが使えないのと、駅にトイレがないのが、んーむ。

西鎌倉は大船から4つ目の駅。

↓ 西鎌倉駅のホームから

龍口明神社に行くには、コンビニの向こう脇の通りを入ります。

↓ かなりの坂道

通りを入ると急勾配の坂道。きつい。

↓ バス停

一つ目の十字路を右に折れます。写真は十字路の左手に見えるバス停。こんな住宅街にバスが通ってるんですね。この道の反対方向に進みますので、お間違いなく。道は下りです。ちょっとうれしい。

↓ 右折後の風景

右折後、突き当たりを左折します。少し進むと神社の裏手に出ます。右折してまた道に突き当たると、すぐ左手に「龍口明神社」の鳥居が見えます。

神社のすぐ前には大船駅行きのバス停がありました。テレビ番組ではこのバス停を利用したようです(すいません。肝心のその部分見ていないので未確認です)

↓ 龍口明神社









境内右手の社務所で御朱印を書いていただきました。作業中の人が何人もいて、前の日に放送した番組の話をしていました。テレビに紹介されるとやはり参拝客が増えるようです。

↓ 御朱印です。



テレビ番組でも説明がありましたが、この地方には五頭龍(ごずりゅう)と江ノ島弁財天の伝説があるそうです。五頭龍というのは、その名の通り五つの頭を持つ龍のこと。 五つという頭の数はちょうどキングギドラとヤマタノオロチの間だから、こいつもずいぶんな暴れん坊だったようで、この土地の人々を苦しめていました。
と、そこに天から現れたのが弁財天。そのあまりの美しさに五頭龍はたちまち恋をして、なんと山になってしまったそうです。

「鎮まる」=「山になる」という変換はなんとなく分かりますが、五頭龍はもともと
山だったんじゃないでしょうか。暴れる山、つまり火山の噴火が龍の正体ならば、五つの頭は火口のことでしょう。噴火という人間には抗えない自然災害を龍に例えて、その終息もまた人智の及ばない神の御業と考えたのです。噴火がおさまった日、濃い噴煙の合間から美しい太陽の光が差し込んだ時、人々は歓喜の声を上げたことでしょう。

それにしても、暴れん坊が美しい女性に恋をして、己の所業を改めるという物語のパターン、かつては「無法松の一生」そして「愛と誠」から「花団」へと脈々と受け継がれています。日本人好みの話なんですね、きっと。

その後、土地の人々は五頭龍を鎮めるために、龍の口のあたりに神社を造りました。これが「龍口明神社」なのだそうです。後に今の場所(龍の胴の辺り)に移転したようです。

弁財天を祀っている江島神社とは夫婦神社と呼ばれるほど深い関係だとか。両方にお参りできて良かった。これで私たち夫婦も円満です。そんな御利益のことはどこにも記されてませんけど……。

地味な神社ですが、湘南モノレールを使っての江島神社への行き帰りに寄ってみてはどうでしょう。




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